残業戦記

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zoom RSS 当て逃げ事件

<<   作成日時 : 2007/02/15 22:36   >>

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事実関係が明らかになってきてるけど、主観の違いというものについて、改めて考えさせられますな〜。
某番組でコメンテーターが、朝10時なんていう明るい時間帯に衝突に気づかないはずがない、て憤ってたけど・・・雷鳴ってるような雨天だったらしいのよね。
自分の価値観と限られた情報で判断するとこうなる、って例ですな〜。
情報ってものはヒトに入力されると、その人の信じるものや価値観によって無意識にその人色に着色されるのよね。この価値観や立場ってものは、その人が思っているほど普遍的(「正義」とか「普通」とか)ではない。
自分は正しい、と信じて疑わない人って、第3者から見るとごっつい引けるのよね〜血の気が引くくらい失礼な事言ってるのも本人気づかないし。

話をこの事故に戻しましょ。
こういう話は報道のしかたにもよるんだけど、おおよそ被害者の視点で解説が進む。
視聴者の理解が得られやすいって事もあるんだろうけど、ワタクシは一つの立場だけで物事を見るのはキライなので、漁船とフェリー双方になったつもりで自分なりに見てみよう。
使用した情報はこれ書いてる時点のものであること、またあくまでワタクシの「主観」の影響下にあることも留意してくださいな。

・漁船側
事故の瞬間は停船中だったということで、回避義務はフェリー側にある。
だがいきなり海に投げ出されたということで漁船側もまたフェリーに気づかなかったということになる。
救命ボートはこのサイズの船には搭載義務以上のものが搭載されており、この準備の良さが生存に繋がった。
カメラを取りに戻ろうとしたカメラマンを静止するなど、行動も的確。
フェーリーに見たという漢字は船名ではなかったが、これは仕方のないところ。
船が沈むほどの衝突を起こしておいて相手が気づかないというのは納得できないし、当て逃げされたと思うのも無理はない。

・フェリー側
以前も衝突事故を起こしており、不注意すぎるという評価は避けられない。
レーダーに関しては決まった周波の電波を飛ばし、跳ね返ってくるまでの時間を計測することで途中に障害物があるかどうかを判別するしくみ。
が、海上では大きめの波に反応する事も多く、海が時化っていたのであれば能力は低下する。発信元である自身も波の影響をうけるし。
また電波の波長によっても話が違ってくる。波長が長いほど、小さいものを見落としやすいのだ。捜索対象が地形や船舶で、しかも民間用のレーダーとなれば精度はあまり期待できないと思われるし、漁船の船体の材質にも影響を受ける。
どれくらいの悪天候だったのかがいまひとつわからないが、レーダーに反応しなかったということはあり得る。
衝突時の衝撃に関しても、悪天候の波を突き破って進んでいたのであれば、波の衝撃との違いがわからなかったかもしれない。波だって数トン分の質量はあるはずなので。
船体についた傷がかすり傷程度だったのも質量の差というものが出ている。
船首近く(内部)に人がいれば、波とは違う異音(金属音など)を聞いた可能性はある。
目視については、港で見る分には巨大な軍艦サイズでも外洋ではなかなか発見できない事も多く、漁船の色やサイズ、悪天候であること、大型船ゆえに足元(?)に死角がありそうだし、みつけにくいのは確か。
(みつけにくい状況ならなおさら見張り強化しなけりゃいけないんだが)
本当に衝突に気づかなかったのなら、当て逃げと言われる事には抵抗するだろう。

結局のところ、もちろん衝突した事については非があると言えるんだが、本当に気づかなかった、と言える材料が多いのも事実。
ワタクシがぶつけられた側ならやはり当て逃げされた、と言うかもしれないが、マスコミに関してはもう少し両方の立場から物を見たほうがいいんじゃないかと。
ほんと、自分の価値観で全てを判断する人多いから、なおさら報道には中立性を求めたいところ。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
それが出来ないのが、今のマスコミ
りねっと
2007/02/16 14:30

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